こんにちは。電工君です。
電気工事の現場で、「ここに8を書いておいて」
と言われることがあります。
初めて聞いた人は、「8を書くって……紙に数字の8を書くの?」と思うかもしれません。
もちろん、紙に数字を書くわけではありません。(笑)
電気工事の現場でいう「8を書く」とは、ケーブルを繰り出しながら、地面に8の字を描くようにケーブルを並べていく作業のことです。
今回は、私が電工として現場でやっている「8を書く」方法を紹介します。
まず、人が抱えられるくらいのケーブルの束があるとします。
巻かれたケーブルの中央には、空洞がありますので、そこに両腕を入れて、ケーブルの束を抱えます。
そして、両腕を使ってケーブルの束を回転させます。すると、ケーブルが束の端から少しずつ繰り出されてきます。
そのままケーブルを持った人が移動しながら、地面に8の字を描くようにケーブルを出していきます。
イメージとしては、
「巻かれているケーブルを、8の字を描くように地面へ繰り出していく」という感じです。
【なぜ8を書くの?】
ケーブルをただ適当に伸ばしていくのではなく、8の字を描くように並べていくことで、ケーブルを扱いやすい状態にしていきます。
特に長いケーブルを扱うときは、ケーブルのねじれや絡まりなどにも注意が必要です。
8を書くときも、ケーブルに余計なねじれを入れないようにしながら、きれいに並べていきます。
一見すると単純な作業ですが、実際にやってみると、ケーブルを傷めず、できるだけきれいな状態で繰り出していくことが大切だと分かります。
【ケーブルを傷つけないことも大切】
8を書くときは、ケーブルを並べる場所にも気を使います。
屋外など、地面に砂や泥がある場所では、そのままケーブルを置くと汚れてしまうことがあります。
また、地面の状態によっては、ケーブルに傷が付く可能性もあります。
そんなときに使うのが、ブルーシートなどの養生材です。
先にブルーシートを敷いて、その上にケーブルを並べることで、ケーブルが直接地面に触れるのを防ぎます。
もちろん、現場がきれいで、そのまま作業できる場合もあります。
【養生は「丁寧な仕事」にもつながる】
養生は、ケーブルを守るためだけではありません。新しい建物など、床を汚したり傷つけたりしたくない現場では、ケーブルを置く場所にシートを敷くこともあります。
こうしたちょっとした気遣いが、現場の仕上がりにもつながります。
例えば、同じようにケーブルを扱っていても、「床もケーブルも汚さないように、きちんと養生して作業している」工事業者と、「そのまま床に置いて作業している」工事業者とでは、見た人が受ける印象も変わります。
電気工事では、電気をきちんと施工することはもちろんですが、周りを汚さない、傷つけない、きれいに作業するということも大切です。
それでは皆様今日も1日ご安全に!
でもいい道具あります!マワール!!
