こんにちは。電工君です。
今回は下穴(したあな)について紹介します。
工事ではビスを鉄などにとめたい場合がよくあります。ビスをとめるには、その鉄にビスが止まるようにしないといけません。
このことをタップをたてると言われます。(ビスをとめるネジ山を作る作業ですね。)
タップをたてる時にまず下穴をあけることが必要になります。
タップのサイズによって下穴の大きさが変わってきます。
電気工事でよく使われるタップの下穴サイズを紹介します。
ちなみにこれがタップ!
【タップサイズ と 下穴サイズ】
(左側がタップサイズ) (右側がキリサイズ)
●(M4タップ) (3.3のキリ)
●(M5タップ) (4.2のキリ)
●(M6タップ) (5.2のキリ)
●(M8タップ) (6.8のキリ)
●(M10タップ) (8.5のキリ)
【注意点】
M4のタップはかなり折れやすいです!
下穴をまっすぐ開けることが大切です。
それでも鉄が硬かったりすると、まっすぐ開けてても折れます。
タップ用のグリスを塗ると折れにくくなります。
あとはドリルドライバーのレンジを調整し負荷がかかると止めてくれるようにしましょう!
【現場にて】
余談ですが、私は慣れるまではかなりのタップを折りました!慎重にやってるつもりでもすぐに折れてしまい、タップ恐怖症になりました(苦笑)
でもそうは言っても現場では、やらなければなりません。折ってしまうのも経験です!諦めず頑張って下さい!ふとしたときに折れる手前の感覚が分かってきます!
タップハンドルと言うものもあり、手動ですがこのほうがタップの感覚がわかるかもしれません。
【まとめ】
●下穴をあけるときはタップのサイズにあった下穴をあけましょう!
●下穴をあけるときは、真っ直ぐを意識しましょう!
●ドリルでタップを使うときは、軸がぶれないようにしっかり両手でドリルを押さえましょう!
●タップを切る際は、タップにグリスを塗りましょう!(タップした箇所はウエスでグリスを拭いて綺麗にしましょう!)
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