こんにちは。電工君です。
今回は電線の紹介です。
CVケーブルです。
これがCVケーブル!
(写真はCV-3cの画像です。)
【概要】
●屋外で使用可能です。(屋内でも可能)
●サイズは、2スケ からあります。
●CVケーブルは、1芯 ~ 4芯まで種類があり使う用途によって選べます。(色分けされてるので見た目で判別できます。)
【CVTケーブルとの違い】
CVTケーブルは、単心CVケーブルを3本より合わせたもので、介在物がありません。おのおの単独でシースに覆われております。
一方、CV-3cケーブルは、同じ3本でも1つのシースの中に3本収めたもので、介在物というものと一緒に入ってます。
(文字だけだと分かりにくいので、どこかで図解したいと思います。)
介在物が入っているぶん、CV-3cケーブルの方が重たく、放熱性能が低下するため許容電流が小さくなります。
(言いかえれば、 CVT の方が取り回しが楽で施工しやすく、許容電流も高いと言えます。)
ここから下の記事は自分で工事を担当する際に必要になると思われる「許容電流」と「仕上外径」と「配管サイズ」を記しております。
まだ必要ない方は飛ばして下さい。
【 許容電流 (600VのCVの場合) 】
(※ 以下は 4芯 の場合の許容電流値を記しています)
● 2スケ ・・・ 23A
● 3.5スケ ・・・ 33A
● 5.5スケ ・・・ 44A
● 8スケ ・・・ 54A
● 14スケ ・・・ 76A
● 22スケ ・・・ 100A
● 38スケ ・・・ 140A
● 60スケ ・・・ 190A
● 100スケ ・・・ 260A
● 150スケ ・・・ 340A
● 200スケ ・・・ 410A
● 250スケ ・・・ 470A
● 325スケ ・・・ 555A
【仕上がり外径 と 配管サイズ】
(600VのCVTの場合)
(※ 以下は 4芯 の場合の仕上外径を記しています)
(※ 配管サイズは、内線規定のケーブル占積率(せんせきりつ)40%以下の場合です。)
● 2スケ ・・・ 12mm E25
● 3.5スケ ・・・ 13.5mm E25
● 5.5スケ ・・・ 16mm E31
● 8スケ ・・・ 17mm E31
● 14スケ ・・・ 19mm E39
● 22スケ ・・・ 23mm E51
● 38スケ ・・・ 28mm E51
● 60スケ ・・・ 35mm E63
● 100スケ ・・・ 44mm E75
● 150スケ ・・・ 51mm G82
● 200スケ ・・・ 60mm G104
● 250スケ ・・・ 65mm G104
● 325スケ ・・・ 72mm 該当なし
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