こんにちは。電工君です。
今回は、LANケーブルの自作について紹介します。(ちなみに今回は Cat5e を使う前提での紹介です。)
【必要なもの】
・LANケーブル (今回は Cat5e を使用)
・コネクター (RJ-45)
・圧着工具 (LANコネクタ用)
・ブーツ (必要なら)
・LANチェッカー
・カッターナイフ
・ニッパー
(LANケーブル自作用のキットが販売されています。ストリッパーや圧着ペンチ、チェッカーなどセットになってるキットです。1セット持っていると便利です。)
【作成手順】
LANケーブルの先端の外皮を100mm程むきます。
(カッターナイフ もしくは LANケーブル用の外皮剥き工具を使いむきます。)
ツイストされている線をほどき、1本1本まっ直ぐに伸ばします。
(ボールペンやマジックの丸いところに線を当て、親指で線を押さえて伸ばすと綺麗に伸ばせますよ。)
次に、線を規格にあった色順番に並べます。
(今回の結線方法は、T568Bのストレート結線です。結線の規格についてはまた別の機会に説明します。)
【色の順番について】(左を1番と考えて以下の順番に並べます。)
1、オレンジ白
2、オレンジ
3、緑白
4、青
5、青白
6、緑
7、茶白
8、茶
(オレシロ オレ ミドシロ アオ アオシロ ミド チャシロ チャ とつぶやいて覚えましょう!)
(緑 が 6番目 に来ますので注意です!)
線を順番に並べたら、コネクタ(RJ-45)に収まるくらいに先端をカットし、コネクタにまっすぐ差し込み圧着します。
こんな感じで。
【注意点】
線をカットする長さは長すぎても短すぎてもダメです。写真のような長さが良いと思います。(実際、現場ではコネクタをみながらカットしたら分かりやすいと思います。)
あと外皮の部分も写真のような位置に来るようにしましょう。(写真では水色の部分が外皮です。)
コネクタには外皮を押さえる部分があるので、そこに外皮がくるようにしましょう。
コネクタの裏表を確認して線を入れましょう!(写真はコネクタの裏からみたものになります)
全ての線の先端がコネクタの先まで入っていることを確認しましょう!
(8本の線の被覆はむかなくていいですよ。)
圧着が終わったらLANチェッカーで不具合がないか確認しましょう!
以上でLANケーブルの自作完了です!
それでは今日も1日ご安全に!
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